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2007年 09月 02日
ニューヨークの地下鉄7番はエスニックエクスプレス、
先日行った61丁目は駅の周りがタイ、リトルバンコックでしたが、 今日降りる駅はその次の駅で69丁目で、リトルマニラです。 ここの方が大きく賑やかです。 クイーンズ区のフィリピン人口は約9万8千人で、そのうち8万5千人が この駅の辺りに住んでいるので、リトル・マニラと、言われるゆえんです。 20年前は医療関係に沢山フィリピン人が(医者や看護婦など)いましたが、 今はインド人の医療従事者が多いですが、これも時代の移り変わりです。 メイドさん子守さんはまだ、フィリピンの人が多いし、人気があります。 英語が話せる事とやはり、明るいやさしい国民性ですね。 このリトル・マニラはフィリピン人のコミュニティとなっていて彼等の生活に 必要なフィリピンの銀行、旅行代理店、フィリピン料理のレストラン、 グロッセリー店、レンタルビデオ店からビューティーサロンと、 さまざまなサービス業が並んでいます。 社交的行事と食事は切り離せなくて、 フィリピン人の一般的な挨拶が Kumain ka nab a?(クマインカナバ?)=もう食事は済みましたか? である事が、その表れだと思います。 英語を話す人口がアメリカ、イギリス、インドに次いで世界で4番目に 多い国であると言われています。一方で熱帯のジャングルで 石器時代のままの生活を営む人もいるし、とにかく、 フィリピン料理を探求してみる事にしました。 パールズ・ナン・シラナン Perlas ng Silangan 69-09 Roosevelt Avenue Woodside NY 11377 (7トレイン69ストリート駅下車) フィリピンには辛い料理はほとんどなく、甘味、塩味、酸味 (タマリンドやカラマンシーという柑橘類を使う)が好まれるようです。 移住したマレー系によって水田農耕がもたらされ、 米食が一般的になったほか、スペインに350年支配される 前までは中国や東南アジアとの交易が栄え、 それが食文化にも表れています。 中国からは、パンシット(Pancit)と呼ばれる炒めた麺の料理、 チョプスイという野菜を炒めてとろみをつけた八宝菜、ルンピア・シャンハイ (Llumpia Shanghai)という甘いタレをつけて食べる揚げ春巻き・・・。 オックステールをピーナッツソースで煮込んだカレカレ、 (Kare-Kare。見た目がカレーにそっくりですが、辛くなく、 バゴオンというアミの塩辛を添えて食べる) シニガンという肉や魚介の酸味のあるタマリンドスープは この店ではミルクフィッシュ(サバのような魚)入りのタマリンドスープで、 さっぱりして酸味がきいて暑い国のスープらしく美味しいものです。 ポークのCrispy Pata は有名な豚の足の唐揚げの熱々で、 コラーゲンたっぷりで、肉はバナナソースを付けて食べます。 豪快というか原始的な料理でお皿の上にこんがりと揚げた肉の かたまりを見た時は一瞬ひるみましたね。ナイフと、 フォークがぐさりと突き刺さって出してくるんですもの・・・。 これは、豚の腿の部分だそうです。時間をかけてじっくりと揚げてある、 というだけのスパイスも味も付いていません。 私は醤油をつけて食べましたが、肉は軟らかく、 ナイフとフォークで簡単にほぐれました。皮はパリパリで、 皮のすぐ下の部分に少しとろりとしたコラーゲンがなかなかおいしく、 数分間、友人と無言でパクつきました。 レチョン(Lechon)という豚や豚の丸焼きといった料理も ポピュラーだそうです。 空心菜の炒めた物を食べたかったのですが、知っている葉野菜が ないので、なすび炒めを頼んだところ、 卵で衣を付け焼いたのが出てきました。 オムレツでもないし、皆さんはバナナソースをかけて食べるそうです。 Miki Bihon と言う2種類の麺を合わせて炒めているものです。 レモンの汁をいっぱいかけてとてもおいしかったです。 ハロハロという、フルーツやウベという紫いもで作ったアイスクリーム、 タピオカなどをトッピングした冷たいパフェが、フィリピンならではのもの。 友人はこれを頼み、これを食べながら食事をしたのには驚きました。 郷に入れば郷に従えですかねぇ。デザートは食後だと思っていましたが、 私はマンゴシェークを頼んで飲みながら、 フィリピン人になった気分でスープを飲んだり、豚の皮をバリバリ噛み、 焼き麺をパクついて、結構ワイルドな気分で店を出ました。 人気blogランキングへ
by subway_ny
| 2007-09-02 19:25
| フイリッピン
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